フジパシフィックミュージックとは
OUR HISTORY フジパシフィックミュージックの歴史
OUR HISTORY1966 - 1975
カウンターという時代
自分のメッセージを歌に込めて発信した、
シンガーソングライター第一世代
ベトナム戦争が起こり、世界でカウンターカルチャーの波が押し寄せた60年代。アメリカではウッドストックで、イギリスではワイト島でロックフェスが開催された。
既存のフィールドに納得するのではなく、自由を求めて歩んでゆく。歌にメッセージをこめて発信する、その原型が、生まれたのがこの時代だったのかもしれない。
ギターを手に、自分の言葉で時代にアジテーションしていたシンガーソングライター第一世代の歌は、時代が変わっても色褪せない。
WORKS
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帰って来たヨッパライザ・フォーク・クルセダーズ作詞松山猛・北山修作曲加藤和彦
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小さな日記フォー・セインツ作詞原田晴子作曲落合和徳
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あの素晴しい愛をもう一度加藤和彦・北山修作詞北山修作曲加藤和彦
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白いブランコビリー・バンバン作詞小平なほみ作曲菅原進
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今日までそして明日からよしだたくろう作詞吉田拓郎作曲吉田拓郎
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黒の舟唄野坂昭如作詞能吉利人作曲桜井順
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タイムマシンにおねがいサディスティック・ミカ・バンド作詞松山猛作曲加藤和彦
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メリー・ジェーンつのだ☆ひろ作詞クリストファー・リン作曲つのだ☆ひろ
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およげ! たいやきくん子門真人作詞高田ひろお作曲佐瀬寿一
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春夏秋冬泉谷しげる作詞泉谷しげる作曲泉谷しげる
1976 - 1985
ヒット曲を生み出すメディアが
ラジオからテレビへ移行していく
パンクやディスコが台頭するなどロックが多様化していくなかで、音楽が巨大なビジネスとして成熟していく。ニューヨークでMTVが開局したのが81年夏のことだった。
音楽も映像化されることによって、より多くのファンを獲得していった。日本ではテレビCMによって、注目を集める楽曲が多くなっていった。
ヒット曲を生み出すメディアが、ラジオからテレビへとシフトしていった時代。レコーディング技術も発達し、アナログからデジタルへの移行もはじまる。
WORKS
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スカンピン鈴木慶一とムーンライダース作詞鈴木慶一作曲鈴木慶一
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サクセスダウン・タウン・ブギウギ・バンド作詞阿木燿子作曲宇崎竜童
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ダンシング・オールナイトもんた&ブラザーズ作詞水谷啓二作曲もんたよしのり
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さよならオフコース作詞小田和正作曲小田和正
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RIDE ON TIME山下達郎作詞山下達郎作曲山下達郎
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DOWN TOWNEPO作詞伊藤銀次作曲山下 達 郎
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愛しのロージー松尾清憲作詞秋元康・松尾清憲作曲松尾清憲
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君は天然色大滝詠一作詞松本隆作曲大滝詠一
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セーラー服を脱がさないでおニャン子クラブ作詞秋元康作曲佐藤準
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め組のひとラッツ&スター作詞麻生麗二作曲井上大輔
1986 - 1995
アナログからCDへ
テレビドラマの主題歌に起用されることも
メガヒットの要因に
82年に世界初のCDプレイヤーが発売され、同時にソフトとしてのCDも発売されるようになった、アナログLPに比べ収録できる時間が長いこと、取り扱いが便利なことなどから、定着していったCD。
86年に生産枚数でLPを追い越し、87年には売上でも上回った。CDが普及したのに伴い、メガヒットも多数出現。100万枚を超えるミリオンヒットが珍しくなくなった。
テレビドラマの主題歌も、ヒットを生み出す大きな要因の一つとなっていった。
WORKS
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ガラス越しに消えた夏鈴木雅之作詞松本一起作曲大沢誉志幸
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BAN BAN BANKUWATA BAND作詞桑田佳祐作曲桑田佳祐
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ラブ・ストーリーは突然に小田和正作詞小田和正作曲小田和正
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もう一度夜を止めて崎谷健次郎作詞秋元康作曲崎谷健次郎
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部屋と Y シャツと私平松愛理作詞平松愛理作曲平松愛理
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あいにきて I・NEED・YOU!GO-BANG’S作詞森若香織作曲森若香織
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島唄THE BOOM作詞宮沢和史作曲宮沢和史
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クリスマスキャロルの頃には稲垣潤一作詞秋元康作曲三井誠
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朝日のあたる道ORIGINAL LOVE作詞田島貴男作曲田島貴男
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世界を止めてTHE COLLECTORS作詞加藤ひさし作曲加藤ひさし
1996 - 2005
音楽シーンの分岐点
CDバブルと
バブル後の音楽の本質への回帰
90年代中盤にJ-POPという言葉が定着していく。ヨーロッパやアメリカから影響を受けた音楽ではなく、日本のシンガーソングライターやミュージシャンの先進から学んでいった音楽。
98年には、国内でのCD生産枚数、C D、アナログを合わせた生産売り上げが、ともにピークを迎え、「CDバブル」という言葉さえ使われるようになった。
テレビというマスメディアでの広がりを共有しながら、いかに音楽という本質を保持するのか。音楽シーンが分岐点を迎えた。
WORKS
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バンザイ ~好きでよかった~ウルフルズ作詞トータス松本作曲トータス松本
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そばかすJUDY AND MARY作詞YUKI作曲恩田快人
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幸せな結末大滝詠一作詞多幸福作曲大滝詠一
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LA・LA・LA LOVE SONG久保田利伸 with NAOMI CAMPBELL作詞久保田利伸作曲久保田利伸
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Get down野猿作詞秋元康作曲後藤次利
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Heaven’s KitchenBONNIE PINK作詞BONNIE PINK作曲BONNIE PINK
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サヨナラ COLORSUPER BUTTER DOG作詞永積タカシ作曲永積タカシ
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HEAVEN福山雅治作詞福山雅治作曲福山雅治
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キラキラ小田和正作詞小田和正作曲小田和正
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EverythingMISIA作詞MISIA作曲松本俊明
2006 - 2015
ファストミュージックから
スローミュージックへ
世代を超えて愛される、歌の出現を
iPodが発売されたのが2001年10月。CDからデジタルダウンロードへと音楽マーケットの主流は流れていく。
2006年には、音楽配信がCDシングルの売り上げを超えた。大量消費や大衆化という意味で使われるファストが、音楽でもささやかれるようになった。
ファストミュージックではなく、リアルミュージック、スローミュージックを追い求めること。時代に流されることなく、時代の音楽として世代を超えて愛されるナンバー。その出現がより求められている。
WORKS
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千の風になって秋川雅史作詞不詳(日本語詞:新井満)作曲新井満
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シャングリラチャットモンチー作詞高橋久美子作曲橋本絵莉子
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ずっと一緒さ山下達郎作詞山下達郎作曲山下達郎
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蕾コブクロ作詞小渕健太郎作曲小渕健太郎
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羞恥心羞恥心作詞島田紳介作曲高原兄
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明日晴れるかな桑田佳祐作詞桑田佳祐作曲桑田佳祐
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STARSSuperfly & トータス松本作詞トータス松本作曲トータス松本
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How Do I Survive?Superfly作詞越智志帆作曲多保孝一
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サンキュー。大原櫻子作詞亀田誠治作曲亀田誠治
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サブリナ家入レオ作詞家入レオ作曲家入レオ・西尾芳彦
2016 - 2024
サブスクリプションやSNSで
新譜も旧譜も全世界で自由に聴かれる新時代へ
ダウンロード型中心だった音楽配信は、サブスクリプション型の登場で新たなリスニングスタイルを得て広く受け入れられ、映画やアニメとのメディアミックスによる新ヒットが生まれている。
また、DSPより配信される40~50年前の旧譜音源が、国内はもとより海外でもシティポップなどの切り口で、より広く聞かれて再評価されるという現象も発生。
SNSでリスナーが発信するなど動画により、新たなるリスニングと楽曲共有の形も生まれ、更なるヒットのバズも起こっている。
音楽は、これまでよりもっと自由に聴かれる新時代へ。
WORKS
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PretenderOfficial髭男dism作詞藤原聡作曲藤原聡
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新時代Ado作詞中田ヤスタカ作曲中田ヤスタカ