【訃報】オジー・オズボーン
1948年、英国バーミンガム生まれ、1969年に “ブラック・サバス”のシンガーとしてデビュー、後にソロとしても活躍を続け、バンドとしてもソロとしても「ロックの殿堂」などに名を連ねてきたオジー・オズボーンが、2025年7月22日に家族に見守られながら亡くなりました。享年76歳。オジーはここ数年間入退院を繰り返し、2020年にはパーキンソン病であることを公表していました。
ブラック・サバスとして1970年にリリースした2枚目のアルバム『パラノイド』は、英国チャート1位を記録し、米国では12位にランクインと知名度は一気に上がりました。その後1979年に麻薬・アルコール中毒問題でブラック・サバスから追放されましたが、そこからはソロ・アーティストとして活動し2022年までに計13枚のスタジオアルバムと5枚のライヴ・アルバムをリリースし、成功を収めました。
2000年代には、MTVのリアリティ番組『オズボーンズ』を通じて、ファンからの支持を得たのも記憶に新しいところです。
死去のわずか2週間あまり前の7月5日、オジーは英バーミンガムのヴィラ・パークでブラック・サバス20年ぶりの再結成も含めたオールスター・トリビュート公演「Back to the Beginning」を行い、それが最後のステージとなりました。
ヘヴィ・メタルの始祖ともいわれるシンガー、バンド、アーティストであり、記念碑的な作品をリリースしてきたオジーがロック・シーンに残した足跡はあまりに大きいものでした。
ブラック・サバスから60年近く活躍し続けたオジーのソロ時代の弊社管理代表曲プレイリストを公開しましたのでぜひお聴きください。