COLUMNコラム

The Seasoning of Songs

フジパシフィック管理楽曲の中から、その時のシーズンに合った曲をセレクトしてご紹介。
Vol.51

「ボス」からのX'masプレゼント!ファン垂涎、コレクターズ・アイテム続々リリース

2012.12.05

ビッグ・アーティストからクリスマス・プレゼント/お年玉が届きました!
ビッグ中のビック、“ボス”ことブルース・スプリングスティーンが、そのキャリア史上最も充実していたとされる’70年代後半(‘78年)に発表した「闇に吠える街~Darkness On The Edge Of Town~」がこのたびボックス・セット化、12月8日にリリースされました!
稀代のロック・アイコンによる、まさにアイコニックなアイテム…それが今回リリースされた「闇に吠える街~The Promise: The Darkness On The Edge Of Town Story」です!
ブルースのファンならずとも、音楽ファンであれば、是非このロック史に残るであろう作品=“ボス”からのビッグなクリスマス・プレゼントに触れてください!

また、今年2010年のクリスマス、例年通りクリスマスを盛り上げるコンピレーション・アルバムや人気アーティストによるクリスマス・アルバムも種々リリースされてはいますが、前出:ブルースのボックス・セット同様に、あたかも長く愛好し続けてくれたファンに送るクリスマス・プレゼントのように、ベテラン・アーティスト(故人も含む)の新たに編成されたベスト・アルバムやリマスタリング・アルバムのリリースが多いのも一つの特徴です。

ということで、今回のThe Seasoning of Songsは、“ボス”から、そしてベテラン・アーティストからの嬉しいクリスマス・リリース作品をご紹介いたします。


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☆ ブルース・スプリングスティーン:「闇に吠える街~The Promise: The Darkness On The Edge Of Town Story」

(SICP-2971-6/ ¥14,700)

‘75年「明日なき暴走~Born To Run~」をリリース、「涙のサンダーロード」や表題曲が大ヒット、アルバム・チャート初のトップ3入りを果たし一躍大スターとなったブルース・スプリングスティーン。
「R&Rの未来」「ボス」と数多の称号を得、スーパースターへの階段を昇りはじめた矢先、ブルースはマネージャーとのトラブルによりその後2年間にわたり、新作発表休止を余儀なくされます。
多作で知られるブルースだけに、曲を作れど世に出せないこの時期の辛さ、推して知るべし、でしょう。。。
そして‘78年、ブルースは「闇に吠える街~Darkness On The Edge Of Town~」を発表、3年ぶりにミュージック・シーンのド真ん中に再登場します。
この作品:「闇に吠える街~The Promise: The Darkness On The Edge Of Town Story」は、そんな、ブルースが忍耐に忍耐を重ねた時期に作られレコーディングされた楽曲に加えて、復帰作:「Darkness~」に収録されなかった未発表曲:計21曲を収録した2枚組アルバム「The Promise」を目玉としてパッケージング、さらにリマスタリングされた「Darkness~」:「REMASTERED ’DARKNESS ON THE EDGE OF TOWN’」、そして「Darkness~」及び「The Promise」にまつわるブルース本人やバンドメンバー/スタッフのインタビューなど未発表ドキュメンタリー映像を収録したメイキングDVD:「THE PROMISE:THE MAKING OF ‘DARKNESS ON THE EDGE OF TOWN’」も併せてパッケージ、まさに名作「闇に吠える街~Darkness On The Edge Of Town~」の完全版となっています。

また、この作品のもう一つの目玉として今回パッケージングされたのが、昨年アズベリー・パークのパラマウント・シアターで行われた「Darkness」全収録楽曲(10曲)完全演奏ライヴDVD:「DARKNESS ON THE EDGE OF TOWN (PARAMOUNT THEATER, ASBURY PARK, NJ, 2009」、また、ブルースの自宅(=通称:THRILL HILL)に保管されていた活動休止期間(76-78年)のパフォーマンス映像集DVD:「THRILL HILL VAULT (1976-78)」、そして、‘78年にヒューストンで行われたコンサート映像:「HOUSTON ’78 BOOTLEG: HOUSE CUT」、という3枚のDVD。
特に、ヒューストンでのライヴ、3年ぶりにシーンへカムバックしたブルースの解き放たれた感情ほとばしる凄まじいまでのパフォーマンス…必見です!
加えて、レコーディング資料やブルース自身が綴ったエッセイ、そして日本版には特製ブックレットもパッケージされています。
まさに歴史的音楽遺産!
重ねて、ファンならずとも触れておきたい逸品、ブルースからのクリスマス・プレゼントといえましょう!

尚、「The Promise」単体でもリリースされています(SICP-2977-8/¥3,780)。


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☆ ジャニス・イアン 紙ジャケット・コレクション1974-1984

「ウイル・ユー・ダンス」の大ヒットでお馴染み、ジャニス・イアンがCBS移籍以後となる1974年から1984年までに発表したオリジナル・アルバムがこのたびリマスタリングされて紙ジャケット・アイテム化されました。

併せてベスト盤(「ベスト・オブ・ジャニス・イアン~オートバイオグラフィ・コレクション~」SICP-2934/2枚組/¥3,150)も以下オリジナル・アルバムと同時発売されています。

スターズ(ジャニスの私小説)/Stars:SICP-20250
愛の回想録/Between the Lines:SICP-20251
愛の余韻/Aftertones:SICP-20252
奇跡の街/Miracle Row:SICP-20253
愛の翳り/Janis Ian Ⅱ:SICP-20254
ナイト・レイン/Night Rains:SICP-20255
瞳はゆれて/Restless Eyes:SICP-20256
アンクル・ワンダフル/Uncle Wonderful:SICP-20257


いずれも日本盤LP帯復刻/日本盤LPライナー復刻/ジャニス・イアン・セルフ・ライナー(訳付)/新規書下ろしライナー入りで、¥2,500

また、1月19日には以下’90年代以後のジャニス作品が同様に紙ジャケット化されてリリースされました。
『再会』 - Breaking Silence (1993年)
『優しい気持ち』 - Revenge (1995年)
『ハンガー』 -Hunger (1997年)
『ゴッド・アンド・ザ・FBI』 - god & the fbi (2000年)
『ビリーズ・ボーンズ』 - Billie's Bones (2004年)


そのジャニス、約3年ぶりとなる来日公演が以下の通り決定しました!

★ ビルボードライブ大阪
  1/21(金)1st 18:30/2nd 21:30
  1/22(土)1st 18:00/2nd 21:00
  お問合せ:06-6342-7722

★ ビルボードライブ東京
  1/27(木)/28(金) 1st 18:30/2nd 21:30
  1/29(土) 1st 18:00/2nd 21:00
  お問合せ:03-3405-1133

併せてお楽しみください!


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☆ Viva エルヴィス:エルヴィス・プレスリー

(SICP-2948/¥2,520)

キング・オブ・ロックンロール “エルヴィス・プレスリー” 33年振りの新録音作品が登場!と銘打たれた、斬新な視点で企画されたエルヴィス・ベスト盤。
あの、シルク・ドゥ・ソレイユが手がけるエルヴィス・トリビュート公演『Viva ELVIS』(現在米ラスヴェガスにて公演中)協力のもと、「21歳のエルヴィスがこの21世紀にニュー・アルバムを制作したらきっとこんなサウンドを創り出していたに違いない」 というコンセプトにもとづき、エルヴィスとその音楽を、新たな方法論(エルヴィスのヴォーカルトラックを残し、コンテンポラリーなサウンドとミックスさせる)を用いて制作されたベスト盤がこれ!
プロデューサーにシルク・ドゥ・ソレ・イユの音楽プロデューサーを務める Hugo Bombadire & Erich Letourneauを迎え、エルヴィスの音楽を未来の世代へつなぐ架け橋となる作品が生まれました!
尚、日本盤にはボーナス・トラックとして、福原美穂とのデュエットによる「ラヴ・ミー・テンダー」他が収録されています。
シルク・ドゥ・ソレ・イユ公演の来日を楽しみに待ちつつ、新たなアレンジでよみがえったエルヴィス・チューンに浸るのもいいでしょう!

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