NEWS最新情報

Night Tempoによる、八神純子の昭和グルーヴをシリーズ第11弾として10月22日に配信決定!

2021.10.13
Night Tempo
今や海外でも一大ムーブメントとなっているジャパニーズ・シティ・ポップのブームのきっかけとなる「プラスティック・ラブ」現象を巻き起こした立役者の1人=韓国のプロデューサー/DJのNight Tempo。12月1日にメジャー第一弾アルバム『Ladies In The City』をリリースする事をアナウンスし、今月6日には先行シングル「Love Actually feat. Crystal Tea」をリリースしたばかりだが、彼の活動のもう一つの主軸である「昭和グルーヴ」シリーズ最新作のリリースが決定した。秋元薫、菊池桃子に続いて、3か月連続配信となるこのシリーズの第11弾は、ここ数年海外のシティポップ・シーンで人気が高まっている八神純子の楽曲をピックアップ。
八神純子は1978年にシングル「思い出は美しすぎて」でプロ歌手としてデビュー、1978年発表の5枚目のシングル「みずいろの雨」がオリコン最高位2位、60万枚を記録する大ヒット。1980年には9枚目のシングル「パープル・タウン~You Oughta Know By Now」で紅白初出場、そして今なお現役で、米国と日本を行き来して活動する女性シンガー・ソングライター。
舞台は80年代後半から90年代の日本、高度経済成長を背景に社会進出を果たした都会に暮らす女性達の物語を綴ったこのアルバムは、10名の女性アーティストをゲスト・ヴォーカリストとしてフィーチャーしたNight Tempoにとって初の全編ヴォーカル・アルバムとなる。これに伴い、彼が最近ハマっているという日本のトレンディ・ドラマからヒントを得たという、新しいアーティスト写真も公開された。
Night Tempo
今回Night Tempoが昭和グルーヴでピックアップしたのは、彼女が1983年にリリースした18枚目のシングル「黄昏のBAY CITY」と、大ヒット曲「みずいろの雨」。「黄昏のBAY CITY」は、ここ数年の80'sシティポップ・リバイバルで欧米を中心に注目を集めているナンバー。当時もディスコ・ヴァージョンが制作されるなどフロア向きの楽曲としてプロモーションされていたが、Night Tempo同様、最近メジャー・デビューを果たしたアメリカのフューチャー・ファンク系アーティストYung Baeが、インディーズ時代にこの楽曲をサンプリングしたトラックをリリースしたりと、その界隈でも人気だったこの曲を、今回Night Tempoは昭和グルーヴとしてオフィシャル・リエディットすることが実現、彼女の抜群のヴォーカルをよりエモーショナルに演出するフロア・バンガーが完成した。
そして昭和ポップスを代表する一曲「みずいろの雨」。2019年に行った昭和グルーヴ・ツアーで初披露し、オーディエンスからのリアクションが非常に大きかったこのリエディットをオフィシャル音源として遂にリリースする事となった。彼女の伸びやかな歌声をダイナミックでエモーショナルに聴かせる、高揚感溢れるダンス・ナンバーへと変貌を遂げている。
あまりにもクオリティの高いその歌唱力やオリジナルの楽曲アレンジであるので、このNight Tempoのリエディットを通じて、その魅力が若い世代、そして海外に広がることは間違いない。「プラスティック・ラブ」に始まり、「真夜中のドア~stay with me」、ここ最近の、秋元薫「Dress Down」や菊池桃子・ラムーの楽曲、そしてこの「黄昏のBAY CITY」と、Night Tempoのキュレーションによって今後も我々は新たな角度で昭和ポップスを再発見していくことになるだろう。

【配信情報】
『八神純子- Night Tempo presents ザ・昭和グルーヴ』
Love Actually
2021年10月22日(金)
ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス
収録曲:
1. 黄昏のBAY CITY (Night Tempo Showa Groove Mix)
2. みずいろの雨 (Night Tempo Showa Groove Mix)

【八神純子 プロフィール】
1978年シングル『思い出は美しすぎて』でデビュー。デビュー・アルバム『思い出は美しすぎて』はオリコン5位を記録しスマッシュ・ヒットとなる。同年発売したシングル『みずいろの雨』はオリコン2位を記録する大ヒット曲となった。翌1979年に発表したセカンド・アルバム『素顔の私』はオリコン1位を獲得、シングル『想い出のスクリーン』、『ポーラー・スター』と立て続けにシングル・ヒットを飛ばした。1980年ベストアルバム『JUNKO THE BEST』はオリコン1位、シングル『パープルタウン 〜You Oughta Know By Now〜』はオリコン2位を記録、年末の第31回紅白歌合戦に初出場を果たす。その後も多くのヒット曲を発表、1983年、全編英語詞のアルバム『I Just Wanna Make A Hit-Wit Choo(恋のスマッシュヒット)』をロサンゼルスで録音、アメリカで発売した。1987年、拠点をロサンゼルスに移し活動を世界規模に広げ、以降、コンスタントに活動を続ける。2010年、『思い出のメロディー』、『SONGS』(共にNHK総合テレビジョン)の出演を機に日本での活動を本格的に再開、2012年、15年ぶりのニュー・アルバム『VREATH -My Favorite Cocky Pop-』、大江千里とコラボレーションしたシングル『さくら証書』を発表、同年2月15日からは25年ぶりとなる日本での全国ツアー『翼 -私の心が聞こえますか。-』を開催した。2013年、東北被災地支援シングル『翼』を発表、同年6月、21世紀初となるオリジナル・アルバム『Here I am 〜Head to Toe〜』を発表、2016年にはアルバム『There you are』を発表した。その後も国内でのコンサートを精力的に行い、2021年9月29日に、約6年ぶりとなるオリジナル・アルバム『TERRA-here we will stay』を発表した。

【Night Tempo(ナイト・テンポ)プロフィール】
80年代のジャパニーズ・シティ・ポップや昭和歌謡、和モノ・ディスコ・チューンを再構築した「フューチャー・ファンク」の人気アーティストである、韓国人プロデューサー兼DJ。米国と日本を中心に活動する。竹内まりやの「プラスティック・ラブ」をリエディットして欧米でシティ・ポップ・ブームをネット中心に巻き起こした。角松敏生とダフト・パンクをこよなく敬愛する、昭和カセット・テープのコレクターでもある。昭和時代の名曲を現代にアップデートする『昭和グルーヴ』シリーズを2019年に始動。Winkを皮切りに、杏里、1986オメガトライブ、BaBe、斉藤由貴、工藤静香、松原みき、中山美穂、秋元薫、菊池桃子とこれまでに10タイトルを発表。2021年5月には、昭和アイドルにフォーカスした『昭和アイドル・グルーヴ』のコンピレーションCDもリリースした。オリジナル・アルバムは、『Moonrise』 (2018年)『夜韻 Night Tempo』 (2019年)『Funk To The Future』 (2020年)『集中 Concentration』 (2021年)の4タイトルをセルフ・リリース。今年12月1日には初のメジャー・オリジナル・アルバム『Ladies In The City』をリリースする。2019年にフジロックフェスティバルに出演を果たし、同年秋には全国6都市を周る来日ツアーを成功させた。翌年2月には東京ドーム ローラースケートアリーナでバースデイ・イベントも開催。世界的なシティ・ポップ・ブームの牽引役として活躍中の彼は、地上波TVでも数多く取り上げられるなど、今最も注目される海外アーティストの1人である。
一覧
Back to Page Top